ベース地図の準備

日常記憶地図を描きこむベースの地図を用意します。 詳細地図(徒歩圏で移動していた範囲) 広域(自転車や最寄り駅なども含む範囲)の2種類ご用意ください。 ■古い地図を入手する(オススメ! )エリアによっては、道や建物が大きく変わってる場合もありますの…

「弱い記憶」

日常記憶地図のインタビューやワークショップを続けてみて、 地図を描いたり、話をしたり聞いたりしたりすることで初めて思い出される記憶や愛着、というものがあるのだと実感しています。 ミズホさんの話を聞いたときに、 「最初に「この町のどこが好きです…

オープン台地vol.6 オープニング トーク&ワークショップ

上町台地のまちびらきイベントであるオープン台地vol.6の、オープニングに呼んでいただきました。 uemachi-hope.net トーク(1時間) ・日常記憶地図と「場所の力」について ・記憶の継承のためのツールとして ・日常記憶地図から見たオープン台地の3つの切り…

「レポート」 - 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:あべのま:20150725)

- 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:あべのま:20150725)3人+見学の方1人で開催しました。 自己紹介をしてから、日常記憶地図について20分ほどお話させていただきました。 以前までの資料に「想起」「弱い記憶」などについて付け加えていま…

日常を想像する - ある少女 -

10年前に亡くなった、祖母の出身地に行ってみました。大正4年生まれ。 生きていたら100歳。 生前、あまり出身地のことは語りたがらなかったらしく、伯母や母が思い出をちらっと聞いているぐらいで、生まれた町の名前がわかったのが3年前。今年になってやっと…

- 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:あべのま:20150725)

[ 今はもういない人が、好きだった場所や散歩道がふとした瞬間に思い出されます。 全部覚えておきたいと思っていても、年単位で少しずつ記憶は薄くなるのでしょう。会話や、光景の、ちょっとした記憶を集めて、 その人が元気だったころの習慣や、一緒に歩い…

「レポート」- 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:20150623)

4人ご参加いただきました。 みなさん、ご自分の子ども時代や、昔一時的に住んでいたところの「地図」を描かれました。 大阪、富田林、奈良・大和郡山、ハワイ…。 地図の上に、よく歩く道、行く場所を手描きでプロットしていく作業を通じて、 思い出される記…

ソトコト7月号 連載「メモリミックス!! 記憶が編みなおされる時」

先月に引き続き、アサダワタルさんの連載です。 誰かの日常を垣間見た後、なぜか感じる懐かしさについて、 そして、日常記憶地図の「場所の力」を顕在化させること、について書いてもらいました。 また、日常記憶地図の姉妹プロジェクトである、 一時間旅行 …

- 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:20150623)

祖父母-孫、親-子で、日常記憶地図を描くことで記憶や愛着の伝達ができないか、とわりと早い段階で思っていました。 募集をしてみたり、日常記憶地図に興味を持ってくれた人にやってみないか聞いてみたりもしたのですが、「ちょっと難しい」という反応が圧倒…

日常記憶地図とは - ミオ(3→6歳)のお父さんの場合 -

ミオくんのお父さんが、日常記憶地図について思うことを書いてくださいました。 人にもまちにも強くフォーカスしているわけでなく、ある時期のある人の「暮らし」と、そこから見えるまちの様子に関心があること、 日常記憶地図が時間を含んでいること、に言…

ソトコト連載「メモリミックス!! 記憶が編みなおされる時」に取り上げてもらいました

アサダワタルさん(日常編集家)のソトコトでの新連載 「メモリミックス!! 記憶が編みなおされる時」で、日常記憶地図 の主に上町台地編について、個人の記憶という切り口で取材していただきました。新連載のトップバッターとなれてうれしいです。 5/2発売の6…

日常記憶地図でできること「くらしのマッピングとパッケージ」

ミオくんのお父さんに、 「日常記憶地図は、人でもなくまちでもなく、くらしをマッピングしてる」と言っていただきました。ありがとうございます! 結果的に、3歳の頃のミオくんのくらしを、パッケージしたことになりました。(ミオくんは今6歳) 父親の立場か…

「日常記憶地図」の使い方

今のところ、このような使い方が可能です。 ご自分で実施したい方、ワークシートをご用意しています。ご連絡ください。 ・1人で 個人の記憶から風景を立ち上げる ・家族間などで 親や祖父母の記憶や風景を継承する ・土地の人達で 個人的な記憶や風景から土…

日常記憶地図とは(2014年6月版)

土地への愛着はどのように生まれるのでしょうか。そのひとつに「反復」があるにではないかと考えました。 よく行く場所、よく歩く道、よく行くエリア。 何度も歩くうちに、無意識にここちよい道を選んだり、 誰かとの思い出が生まれたりします。みんなが好き…

- 日常を観る方法 - 日常記憶地図ワークショップ「上町台地編」

日常記憶地図( http://mylifemap.web.fc2.com/ ) を使って、 誰かの日常を追体験したり、自分の日常記憶地図を描いたりすることで、ご自分の日常を振り返ってみませんか。この仕組みに興味をもってくださった方には、一緒に活用方法を考えていただけると幸い…

日常記憶地図「上町台地編」地図インタビュアー募集

今年も「日常記憶地図」の上町台地編はオープン台地vol.4(2013.11.29-12.8)に出展します。上町台地(とその周辺)に親や祖父母(夫or妻や子でももちろんOK)が住んでいる/住んでいた人で、 自分が「地図インタビュー」やってみたいという人を募集します。 場所…

日常記憶地図「HANARART編」地図の描き手募集(該当エリアに昔住んでいた方)

奈良・町家の芸術祭HANARART2013(9.7-11.26)に出展します。(公募の"もあ"枠です) 奈良県下の8エリアでリレー開催されるのですが、特定のエリアではなくweb参加します。イベントのテーマが「恋鎖反応」なので、 昔住んでいたところを恋しく思う気持ちを、浮…

誰かの日常や記憶を取り込むこと

聞いたお話をテキストに、地図をGoogle Mapに再構成することで、自分の頭には「日常記憶地図」で描いてもらっただいたいの場所の位置が頭に入っています。 なので、実際にその近くを通ると、「ここは○○さんのあの場所だ」と思います。 自分の記憶ではないも…

「地図インタビュー」の理由

「日常記憶地図」では、地図に「よく行く場所、歩く道、エリア」を描いてもらいながら1-2時間のインタビューをしました。 好きな場所、オススメの場所はどこですか?と問いかけた時に出てくる場所と、 繰り返し行く場所はどこですか?と地図を描いてもらい、そ…

繰り返し歩くこと、読むこと

日常記憶地図は、愛着は、繰り返し歩いた道、行ったところから生まれるのかもしれないという考えからスタートしましたが、サイト公開時に、@kirisyu さんからこのようなコメントいただきました。 文章のように一度しかなぞらない道や逆に何度も繰り返して読…

よく通る道を選ぶ

こんな記事がありました。 通勤路に最短距離よりも心地良さを求めるわけ : ライフハッカー[日本版] 通勤、通学ってルートが最適化してくるものだと思います。 人によっては最短距離かもしれないけれど、上町台地編で、「この道が自転車で通りやすいから好…

冊子「せんばぐらし -32/300,000の生活模様-」

大阪の水辺を楽しみ北浜で働くカズヒロさんから、 制作に関わった冊子をいただきました。 「せんばぐらし -32/300,000の生活模様-」"その人の暮らし方から船場が見えてくる" 2007年、船場研究体地域活動記録 の発行です。8人それぞれのある1日の過ごし方を地…

日常記憶地図について

日常記憶地図 は、ある土地に住んでいる/いた、働いている/いた人に、よく行ったところ、よく歩いた道、よく行ったエリアを地図にプロットしてもらったものです。地図から、その人の日常生活や記憶が浮かび上がります。 大阪の「上町台地編」は、上町台地の…