- 日常を想起する - 日常記憶地図ワークショップ (大阪:20150623)

祖父母-孫、親-子で、日常記憶地図を描くことで記憶や愛着の伝達ができないか、とわりと早い段階で思っていました。
募集をしてみたり、日常記憶地図に興味を持ってくれた人にやってみないか聞いてみたりもしたのですが、「ちょっと難しい」という反応が圧倒的に多かったです。

また、今年に入ってから、「もういない人の日常」を「日常記憶地図」で描けないか、という質問を続けて2回いただき、私個人としてもやりたいと思っていたことだったので、

「以前の日常」なら、その方が今どうされているかということとは別に、記憶から取り出すことである種の復元ができるのではないかと思いました。
日常記憶地図が、家族・友人・親戚など複数の関係者の声を集めるお皿としても機能すればよいと思います。



※今回は満席になってしまったので〆切っております。
twitterfacebookでコメントやメッセージをいただければと思います。
その際、誰の「地図」を描くが合わせてお知らせください。(自分のではない誰かの「地図」を描く方を優先したいと思います)

合わせて、スペース提供してくださる方も募集しております。


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今はもういない人が、好きだった場所や散歩道がふとした瞬間に思い出されます。
全部覚えておきたいと思っていても、年単位で少しずつ記憶は薄くなるのでしょう。


会話や、光景の、ちょっとした記憶を集めて、
その人が元気だったころの習慣や、一緒に歩いた道、出かけたところ、
場所とリンクしている記憶を思い出し、それを地図に落とし込んでみることで、
当時は気がつかなかったことが、何か見えてくるかもしれません。
ひとりではなかなか難しい作業を、一緒にやってみましょう。



[親や祖父母がご健在の方へ]
直接聞くのは気恥ずかしくてできない…という方は、ご自分の子どもの頃の「地図」を描いてみませんか。

例えば、今30代の方がご自分の幼稚園・小学校時代の「地図」を描くことは、
間接的に親(当時30代ぐらい)や祖父母(当時50-60代ぐらい)との関係性について描くことになるのでは、と思います。



■日時

6月23日(火) 19-22時


■場所
コワーキングスペース往来
http://ourai.jimdo.com/往来-について/

大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設「萌」2階
(地下鉄谷町線「谷町6丁目」駅4号出口より徒歩3分)


■定員
5人



■参加費
1500円(お茶とおやつ付き)


■持ち物・準備
筆記用具
カラーペンや色鉛筆
思い出せる材料(写真やエピソードなど)
描きたいエリアの地図


・写真などを集めたり、まとめてプリントアウトしておいてください。
・思い出したり、親しい人から聞いたエピソードなどを書き止めておいてください。
・その人の生活圏がおさまる地図(広域/詳細)を印刷したものをご準備ください。(方法はお伝えします)


■タイムテーブル(予定)
・自己紹介 15分
・日常記憶地図についての説明 15分
・地図を描く時間 90分
・軽く発表 30分
・ふりかえり 20分



■記録・公開について
作成の様子・地図などの記録を取らせていただきます。
地図に関して、原則としてサイト公開はいたしません。(ご希望の方は、書式に沿って仕上げていただければ公開します)


■まとめについて
最終的に、各自冊子にできたらいいと思ってます。